ステップアップの例

充実したライフスタイルには磨かれたキャリアを

鈴木藍子さん(仮名・26歳)

大学卒業後、22歳で一般職として食品会社に就職 3年間の会社勤務を経て、語学勉強のために退職 一年間の語学留学を経て、帰国

その後の経緯

登録

「英会話を活かした仕事に就きたい!」と熱い想いを抱き、派遣サイトで見つけたカータシースタイルへ登録しました。

一年の留学生活で身に付けた英会話がどこまで通用するのかわかりませんでしたが、カータシースタイルさんには研修やアフターフォローなどの制度が充実していたので、安心してお仕事を探せそうだったんです。

また、遅いシフトのお仕事があったり、時間帯によって時給が変わったりするのも魅力的でした。

お仕事の紹介

最初に紹介されたお仕事は、高級賃貸マンションをご案内する業務(時給1,350円)。マンションやインテリアに興味があったのと、「外資系企業に勤務する外国人のお客様が多いので、日常英会話が活かせる」「フルタイムを強制されることなく、週3日のスタイルで働ける」という点に魅力を感じて受けてみようと思いました。

前職が食品業界のため、不動産業界の基礎知識はまったくといっていいほどありませんでしたが、不動産用語やお仕事に必要な接客スキルを最初の研修で教えてもらい、自信を持ってお仕事に挑戦することができました。

勤務スタート

私を入れて、派遣スタッフは総勢4名。しかも、全員不動産未経験のスタッフばかり。年齢も近く、みんなで相談したりフォローし合ったりして、楽しく仕事を続けていきました。

もちろん、外国人のお客様が来場されたときには身に付けた英会話で対応し、自分の英会話がネイティブの方にもきちんと伝わるんだと実感できました。何より、英会話をお仕事に活かせることがやりがいにつながっていきました。

モチベーションアップ

仕事上英語に携われる喜びもありましたが、接客に関する喜びもありました。

お客様をご案内するとき、おすすめしたお部屋を気に入ってくださって申込をいただいたとき、もう一度見にいらしてくれた際に「鈴木さんにもう一度案内してもらいたい」と言われたとき、とてもうれしくてますます物件の勉強に力が入るようになっていったんです。

クライアントとのつながり

私たちはあくまでも派遣スタッフなので、もちろん現場にはクライアントの社員の方が常駐して一緒にお客様の対応をしています。わからないことを尋ねると丁寧に教えてくれ、どんどん知識が増えてくるのはもちろんのこと、社員の方とのつながりも濃くなっていきました。

お仕事に対する気持ちの変化

最初は「英語をお仕事で使いたい」という理由が大きくて選んだ仕事でしたが、このマンションの業務を通してご案内というお仕事そのものや、お客様に喜んでもらえることに大きなやりがいを感じるようになりました。

ステップアップ第一歩のきっかけ(派遣半年後)

勤務がスタートしてから約半年後。その頃には、本来クライアントの社員さんが行う業務である、新しく派遣されてきたスタッフさんの研修やトレーニングを、社員さんの手が回らないときなどにお手伝いするようになっていました。

現場にいるため生きた情報が伝えられるという利点があるせいか、新人スタッフのフォローがとても的確で伝え方がうまいと評価されることもしばしばでした。その評価のおかげか、数ヶ月後にはクライアントの会社からチーフのポジションを打診されたんです。

ただし、週5日の勤務が条件でした。それまでは「フルタイムを強制されることなく、週3日のスタイルで働ける」という理由でコンシェルジュを続けていましたが、研修やトレーニング指導が自分に合ってきていると思い始めたので、考えた末に働くスタイルを変更したんです。

スタイル変更による給与

1,350→1,500円 時給アップ!
チーフ手当 1日500円

チーフとしての働き方

チーフになってから変わったことは、これまでのお客様への対応以外に

  • 派遣スタッフのシフト管理
  • 新人スタッフのOJT

が業務に加わったことです。

シフト管理は、毎月15日までに派遣スタッフ全員の勤務日を取りまとめて本社へ知らせ、新人スタッフのOJTはクライアントの社員の方と共同で行うので、それほど仕事が増えたわけではありませんでした。

ただ、変わったことはありました。それは派遣スタッフ全体のことを考えるようになったこと。それまでは自分も一派遣スタッフだったので全体を意識していなかったのですが、チーフになってからは他の派遣スタッフが楽しくお仕事できているか? 困っていることはないか? などと考えることが多くなってきたのです。

クライアントからの評価(チーフ歴一年後)

チーフになって一年の働きぶりは、仲間である派遣スタッフからだけでなく、クライアントからも頼りにされるようになっていました。「今のプロジェクトが終了したら、鈴木さんを次のプロジェクトでも派遣してほしい」と派遣会社に伝えられるほどでした。

さらに実績を重ねる

次のプロジェクトでは、最初からチーフということで総勢10名のスタッフを取りまとめながら、勤務を始めました。現場でトラブルが発生したときには、すぐに本社が間に入ってくれるし定期的にミーティングをして状況を把握してくれているので心強いです。

毎日忙しいですが、きちんと休みも取っています。みんなの勤務バランスを見ながら有給休暇を使い、半年に一度は海外旅行でリフレッシュをしています。メリハリがあるからこそ、お仕事が続けられるんですね。

社員への道(チーフ歴一年半)

チーフになってから一年半後、働きぶりを高く評価していただいているクライアントさんより、「派遣ではなく契約社員として一年間の契約をしないか?」とのオファーが入りました。もちろん、その後の正社員への道も十分検討しているということでした。派遣会社はすぐにミーティングを設けてくれ、親身に相談に応じてくれました。

そして、いろいろと考えて、時給制から、月額の固定給へ、一年間の契約社員になることを決めたんです。

最初は派遣という形でお仕事に就いて、同じクライアントでずっとお仕事を続けてきたからこそ、不安も少なくこのような順調なステップアップができたのだと思います。